通常処方診断は、SOFIXによる土壌分析のデータや、MQI、OQIに基づく肥料分析のデータ、 農家さんからの問診票による聞き取りデータ等を基に、施肥設計をおこないます。

精密処方は、SOFIX分析結果がD判定となった農家さんから処方の依頼があったときに提案します。 D判定=総細菌数が検出限界以下になったケースです。 これは、過去の土壌消毒等により、微生物が死んでしまっている場合がおおく、 通常の処方で堆肥等を入れても総細菌数が増えず、良好な土壌環境を回復できない可能性が高いです。

そのため精密処方では、農家さんに実際に土壌を5kgほど送って頂き、まずミミズを5匹投入して、 1週間でどれだけ生き残るか試験します。ここでミミズが何匹か死ぬようであれば、汚染を疑う必要があります。 そのうえで、通常の処方に加えて、大豆カスなどを加えて微生物が増えやすい環境を整える事をめざした施肥設計をおこない、 それを実際に送って頂いた5kgの土で実験してみて、想定どおりに微生物が増えるかどうかを検証します。

実際に実験してみて、最悪の場合は、どのような処方を施しても微生物が増えず、 土壌環境は改善できないという結果になるケースもあります。