8月4日、熊本県益城町で「サントリー × 九州大学 益城町『冬水田んぼ』創造的復興シンポジウム ~ホタル舞う田んぼをめざして~」が開催され、当機構の代表理事である久保幹・立命館大学教授も講演しました。
前日の3日には、真夏の炎天下、田んぼを観察しながらの打ち合わせをおこないました。
益城町は熊本地震で大きな被害を受けましたが、現在は復旧工事が完了し稲作を再開することができるようになっています。今回訪問した農家の松本智治さんは、すぐ横にビオトープを備えた農地で有機栽培による稲作を実施しておられます。「今年は久保先生の施肥による有機資材を投入し総じて生育は順調であり、来年以降は収量増加も期待したい」とのコメントをいただきました。
翌日「冬水田んぼ」創造的復興シンポジウムでは、久保先生から日本の慣行農法の現状とSOFIXによる有機農法の考え方が紹介され、地元参加者の高い関心を集めていました。
10:00 シンポジウム開始
(午前中) ・益城町立津森小学校児童発表
・「冬水田んぼ」見学
昼食 (菅乃屋様お弁当)
13:00 講演 九州大学 島谷幸宏教授(益城での経緯とこれからの地域づくり)
13:30 九州大学 田中研究員 (益城での取り組み)
13:45 立命館大学 久保教授 (土壌分析と今後にむけて)
14:15 意見交換会
14:30 終了 移動(バスでの送迎となります)
15:00 サントリー九州熊本工場見学
16:20 見学終了